先日の台風で雨漏りしてきました。いつものことなのでバケツを置いて、雨漏りが収まるまで放っておこうと思うのですが、大丈夫ですよね?
雨漏りを放置すると構造内部にまで雨水が侵入します。カビや白アリが発生して家自体を腐らせることもあります。さらに、改修費用もかさむ結果となってしまうので、早期発見、早期補修が必要不可欠です。専門の企業に雨漏りの原因をつきとめてもらい、迅速で適切な処置をしてもらうようにしましょう。
屋根のリフォームのタイミングがわかりません。自分でわかるチェックポイントはありますか?
屋根は風雨から住まいを守る大事な場所です。屋根を破損したまま放置しておくと、住宅の寿命が縮んでしまいます。長く住むためにも、定期的にメンテナンスを行うことが必要です。下記のチェックポイントを参考にして頂きたいのですが、屋根に上るのは大変危険です。屋根を傷めてしまうことにもなり兼ねませんので、目で見て点検が必要かなと思ったらご連絡をください。
屋根材の種類により、耐久性やコスト、デザインも異なります。代表的な屋根材を紹介します。
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耐久性、防火性、遮音性に優れているが、重量は重く耐震性に弱い。定期的なメンテで長期使用可能。
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低コスト。ハウスメーカー系の住宅では主流。7~8年を目処に塗り替えが必要。
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低コスト。しかし、3~4年を目安に塗装が必要。
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高い防食性を有する。耐久性は粘土瓦よりやや劣る。
屋根のリフォーム方法は大きく分けて3つあります。
屋根材も下地材もあまり傷んでいない場合に行う工法です。屋根は塗装の種類で耐久性が異なります。スレートなら7~8年、トタンは3~4年、ガリバリウム鋼板やセメント瓦は6~7年を目安に塗り替えを行うのが良いでしょう。
既存の屋根の上に新しい屋根材を被せます。工事期間が短くコストが抑えられます。屋根材が二重になるので、断熱性、遮音性も高まります。屋根の下地材の傷みが少ない場合などに適した工法と言えます。